アミノ酸がいっぱい!二日酔いの朝はしじみ汁でしょう
何と言っても二日酔いの朝に取りたいのは「しじみ汁」でしょう。
日本では昔から「しじみ」は肝臓に良いので二日酔いに効果があると言われてきました。
当然のことながら昔の人はしじみにどんな成分が含まれていてなぜ二日酔いに効果があるのかは分かるはずがありません。
しかし、実際に効果があったからこそ現在までその有効性が伝わっているんですね。
ちなみに、しじみは縄文時代から食べられていたそうです。そして江戸時代にはしじみ売りや豆腐売りの行商が町を歩く姿が朝の日常の光景だったようです。
また、しじみ売りは古典落語の演目の一つとしても知られています。
まさに、しじみは日本人のDNAにしっかりと刻み込まれている食べ物なんですね。
しじみにはオルニチン・アラニン・グルタミンといった二日酔いに効果があると言われるアミノ酸がたっぷりと含まれています。
特にオルニチンは肝臓の機能を高める効果が非常にあることが知られています。
さらに、ビタミンB2・B12やカルシウム・鉄分・亜鉛なども豊富に含まれており、しかも低脂肪で消化・吸収もよく胃や肝臓の負担も少ないです。
というわけで、しじみ汁は二日酔いの朝の強い味方であるのはもちろん、翌朝二日酔いになりにくくなるために飲み終わった後の締めにも積極的に取りたいですね。
あと、しじみの身は小さいですができることならば身まで食べて下さいね。栄養を余すところ無く取れますから。